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日蓮上人が竜の口(鶴岡八幡宮)で教えてくださったこと(その2)

日蓮上人はご存知の通り、鎌倉時代のお坊さんです。

「南無妙法蓮華経」というお題目で有名です。妙法蓮華経とは法華経というお経です。

日蓮上人は元々、比叡山延暦寺で有名な、天台宗のお坊さんだったのですが、

これだけ多くの仏教がありながら、世の中が乱れて不幸な人が一向に減らないのは、

法華経をないがしろにしているからだとして、当時の他宗や国家に対してまで、攻撃しましたから、

流罪などたくさんの法難をお受けになりました。なぜ、そうまでして法華経を広めようと思い至ったのかは、諸説ありますが、

元々の天台宗は、中国天台山天台宗の中興の祖「智顗(ちぎ)」が確立した、天台教学にあります。

最澄が、唐にわたってまず、最初に行ったのがこの天台山ですが、もうすでに智顗はおらず、天台教学のもととなる法華経を学んで持ち帰って、比叡山を開いたと言われています。

しかし、日蓮上人が比叡山に居た当時は、法華経の教義が薄れてしまい、円仁、円珍が持ち帰った「密教」が中心となっていましたので、上人は、修行が進むほどに最澄や智顗の根本に回帰することを思っていたようです。

鎌倉幕府は、流罪などしてもぜんぜん懲りない日蓮上人に対して、死刑を実行しようとします。それが有名な「竜の口」での斬首でした。

その「竜の口」へ連行される途中。鶴岡八幡宮の前で、馬を止めてほしいと役人に伝え、馬上から大声で、

「八幡神はどこにおられるのか?日本でただ一人、法華経を広めようとしている私が、今まさに殺されようとしている。日本の国にとって、大きな損失になる事態に、あなたは黙ってみておられるのか!あなたははたして、善神なのか!?」と大声で言われたそうです。

そのあと、まさに役人が首をはねようとかまえたときに、光る物体が出現し、嵐が巻き起こって、誰も上人に手出しできず、刑は執行されませんでした。というのが史実にあります。

ここで気づいたことは、上人が自分の欲や保身の為に、神に願ったらこのように八幡神が動くことはなかったように思います。
あくまで、捨て身で国の事を願ってのことだったので、親分が動いたのでしょう。(法華経が唯一無二の正しい教えというのは諸説あります)

神社に神などいない。と言われる方もいますが、そうは思いません。

神域といっても、この世の縮図です。チンピラ霊もいます。

要はどの神に動いてもらうかが大事でしょう。

よろしければ、下記クリック供養お願いします。南無大師遍照金剛。


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若松勝彦

Author:若松勝彦
僧侶です。とは言ってもそんな格好の良いものではございません。平日は皆さまと一緒でラッシュにもまれながら通勤し労働し、日々悩みながら生活を送り、週末は僧の役目をさせていただいている優婆塞(うばそく)でございます。日々雑感をつづってまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。

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